Archive for janeiro, 2015

20/01/2015

ことぶき教室12月~血管のお話/修了式~

12月はアマゾニア病院理事であり脈管科・血管科の医師でもある、工藤昭麿ファビオ先生を講師にお迎えして、
美容の大敵でもある下肢静脈瘤についてお話をお聞きしました。
年齢を重ねてくる中で足の血管が浮き出てきたり、足がだるくて、重くて、疲れやすいとか、足がむくんだり、
つりやすくなるといった症状が出てきた時にこの下肢静脈瘤の疑いがあるそうです。この病気の原因には3種類あり
①遺伝②立ちっぱなしの仕事③妊娠・出産が上げられるそうです。
女性に多い病気で、血管が浮き上がってしまうため、美容的な悩みで受診される方が多いんだそうです。
ひどくなると、色素沈着や潰瘍ができることもあるそうです。
進行を遅らせる方法としては、ふくらはぎを使う運動や足を高くして休む方法があり、就寝時に足を高くして寝ることで予防にもつながります。
また弾性ストッキングで血液の巡回を促す方法もあります。治療
方法は程度によって様々ですが、最近では入院しないで日帰りで治療できるケースも多いそうです。

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工藤医師の講義が終わると修了式が行われ1年間頑張った受講者さんとお手伝いをしてくださった講師の先生方に
修了証書と感謝状が贈られました。毎年修了証書をもらうのを楽しみにしているという参加者の方もいらっしゃり
、また一枚増えた修了証書を嬉しそうにかばんへ仕舞っておられました。
今回のお弁当は、おそばと天ぷらが入ったお弁当でボリュームたっぷり!
デザートは抹茶のロールケーキとプチシュークリームでした。
今年一年間ことぶき教室お疲れ様でした。また来年もよろしくお願いいたします。

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20/01/2015

ことぶき教室11月~ベレン仏教会と坊主になった経緯~

11月は浄土真宗本願寺派ベレン仏教会会長、下小薗勝解さんを講師にお迎えし、
ベレン仏教会についてとお坊様になられた経緯についてお話をお聞きしました。
ベレン仏教会では週に二回会を開いているのですが、名前というのは大切なものでこの名前の時は、
なかなか人が集まらなかった・・・と下小薗さん。
ということで、名前を「雑談会」と変えて会を行うことにしたそうです。
この会は仏教や宗教に拘らず、皆さんが集まっていただければ、という思いで門は誰にでも開かれており、
雑談や、情報交換、はたまた愚痴をこぼしたり、鬱憤を晴らしたりと、すっきりして家に帰り楽しい老人になりましょう!というのが目的だそうです。毎週火曜日、汎アマゾニア日伯協会の建物の横を通った先にある、日系協会の多目的ホール五時から開かれており、
下小薗さんは密かにその多目的ホールを伽藍堂と呼んでおられるそうです。
会費はR$30で会の最中はタバコも吸えるそうです。時には言い合いになることもありますが、そこはさすがに大人ということもあり、
帰り際にはわだかまりを残すことなく、帰っていかれるそうです。

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ところが先日のこと、ご夫婦揃って参加された方がいらっしゃり、大変難しい質問を持ってこられたそうです。
そのご夫婦の質問とは・・・夫婦どちらか一方が亡くなった場合、身内はまず何をしたらいいんでしょうか?という質問だったそうです。
さて、何をしたらいいんでしょうか?皆さんお分かりですか?と下小薗さん。
通常病院などで亡くなった場合は、死亡診断書というものが発行されるそうです。それがあれば、火葬許可や埋葬許可がおります。
ところが、自宅でなくなった場合、往診というシステムが無いので、最寄の警察に電話を入れなければなりません。
警察で調べてもらった後、死亡診断書が出るそうです。また死亡診断書は必ずコピーをとっておいたほうがいいそうです。
これが無ければお坊様もお葬式をあげられないそうです!
続いて下小薗さんがお坊様になられたきっかけについてのお話しです。
遡ること7年前、当時のトメアスー西本願寺代表の坂口さんにお坊様になるよう口説かれて、
とりあえず帰敬式で門徒になるお約束はしたものの、その約束を果たす前に坂口さんが急にお亡くなりになってしまったため、
これが遺言になってしまったそうです。
門徒になる約束は全うしたものの、お坊様にはならなかったのですが、その約束をした際に預かった本を読み始めたのが4年前。
そして昨年サンパウロに2年通い遺言を果たすべくお坊様になられたそうです。
最後に下小薗さんがおっしゃった「いろんなご縁があって坊主になりました。」というお言葉が、
本当に縁に導かれるということがあるんだと、心に残った講義でした。

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20/01/2015

ことぶき教室10月~折り紙~

10月は、ベレンで折り紙教室講師として活躍されている、
戸高武さんを講師にお迎えして折り紙指導をしていただきました。
会場にはベレンでの教室の作品が並び参加者の皆さんの目を引いていました。

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今回の講義では、小さく折ったものを重ねて大きな物を作るための基本的な形を覚えてもらうということで、
小さな長方形の紙が参加者の前に配られると、「こんなに小さい紙で作るのか」と声が上がり笑いが起こっていました。
「指先を動かすことでボケ防止につながりますから」と、戸高講師。
まずは基本の形を覚えるところから始まったのですが、普段から小さな紙を折るという作業に慣れていない参加者の皆さんは、四苦八苦。

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始めはゆっくりゆっくり折っていた参加者の皆さんも、徐々に慣れてくると指先も軽やかに動くようになり、
各テーブルでおしゃべりも聞こえてくるようになりました。

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夢中になって折っていると、あっという間に終了の時間になってしまいました。
覚えた基本形をつなげて、色々なものを作れるようにと最後に資料をもらった皆さん。

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今回は、作品はできなかったものの、基本の折り方はバッチリ覚えられたことだと思います。
指先と脳の運動にもなり、集中することで無心にもなれる、日本文化として知られる折り紙の新しい世界が垣間見れた講義となりました。

20/01/2015

ことぶき教室9月

9月は私、北原礼子が講師を務めさせていただいて、自己紹介から始まり、
日本の幼稚園と保育園のことや、ここで残していただきたい文化について、お話しさせていただきました。
日本における小学校入学前の準備として、保育園と幼稚園というのがありますが、
まずは保育園は厚生労働省管轄で幼稚園は文部科学省管轄です。という管轄省の違いから理念についてお話させていただき、
少子化の進む日本での保育園や幼稚園での業務形態の違いや変化、また特色などについてもお話しさせていただきました。

参加者の方々がビックリされたことがいくつかあったのですが、一つは保育園での預かり年齢です。
私が勤めていた保育園では3ヶ月の赤ちゃんからお預かりしていました。とお話しすると、驚きの声が。
本来はお母様と過ごされるのが望ましい年齢であることは、もちろんのことなのですが、核家族が進み、
共働きが当たり前となっている日本では3ヶ月から保育園にお子さんを預ける方は、
珍しくはないのが現状であることをお話させていただきました。
次に驚かれたのは、お弁当のお話です。皆さんが覚えている小さい頃のお弁当はどんなお弁当でしたか?と質問させていただいたところ
「日の丸弁当」「おかず無しの白いおにぎり」というお答えがあがりました。
では、現在のお弁当はどんなのがあるでしょう?といって資料写真を見せると・・・会場からは驚きの声が上がっていました。

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また日本で関わりを持った外国籍の子どもたちについてや、お昼寝の様子、園外活動なども紹介させていただきました。
最後に、日本での仕事やブラジルでの日本語学校での関わりも含め、参加者の皆さんでなければ残せない文化として、
ぜひとも皆さんのお国言葉(方言)と、ご家庭での時期ごとに行われていたの食事文化や、
行事の文化を残していってくださいとお願いさせていただきました。
日本でも無くなりつつある身近な文化は、海外で生活される日本人の方にしか残せないものであることをお話させていただき、
講義を終了させていただきました

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