ことぶき教室6月 ~昆虫~

6月2日(木)のことぶき教室は、在ベレン日本国総領事事務所副領事の成塚 純氏を講師にお迎えしてお話をお聞きしました。

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今回は「昆虫について」のお話をお聞きしました。昆虫といっても分類から来る名前はとても難しく「節足動物門 汎甲殻類 六脚亜門 昆虫網」というそうです。特徴としては体が、「頭部」「胸部」「腹部」に分かれており、足が3対(6本)あります。さてその昆虫何種くらいいるのか?というと・・・なんと100万~150万種いるそうで、まだまだ発見されていないものがあるそうです。そんな昆虫に対し人類の種としての数は・・・という4択クイズが出されました。①約200種類 ②約10種類 ③1種類 ④わかっていない 答えは、③1種類。人類に対しての昆虫の種類の多さにはびっくりしまた。

この昆虫が爆発的に増えたのは、太古の昔カンブリア紀のことだそうです。進化の過程で人類は長命で道具を使うことを覚え、対極的に昆虫は短命で体の形や機能を進化させてきたそうです。

昆虫の中でも蟻は南極以外の全地域に生息しているそうで、7500種いるそうです。

と、ここで2問目のクイズがでました。世界中の蟻を一箇所に集めると、どのくらいになるでしょう?①ベレン市 ②日本 ③オーストラリア ④地上を埋め尽くす

答えは・・・③オーストラリアで全土769平方キロメートルを埋め尽くすほどの数がいるそうです。では人間を一箇所に集めると・・・ベレン市にすっぽり立ててしまうんだそうです。そんな蟻ですが極地と海中には住んでいません。なぜかはいまだに分かっていないそうです。

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続いて、人を殺す生物をお聞きしました。15位から聞いていったのですが、1位はという問いに受講者の方から、「蚊」と正解が出ました。年間725000人以上が蚊によって亡くなるそうです。お話の合間に、副領事宅にナメクジが出たときのお話がありました。ためしに塩をかけてみたところが、溶けずに逃げてしまったそうです。あれはナメクジじゃなかったんでしょうかね?と成塚副領事が首をかしげると、会場から笑いが起こっていました。恐い話の後は、人間にとって役に立つ虫、「益虫」についてのお話を聞きました。ミツバチは植物の受粉や蜂蜜を作ることで人間の役に立っており、最近は蚕がいろいろな分野で役に立っているというお話をお聞きしました。蚕の品種改良が進み生産量も戦前の7倍以上だそうです。その理由として、シルクの生地はもちろん、シルクのアミノ酸の構造が人間に近く、アレルギーが出にくいので手術用の糸に使われていたり

シルクの粉が肌に優しい日焼け止めや化粧品に使われていたりと美容と医療の面での需要が増えてきたからだそうです。また、将来訪れる可能性のある食糧不足に対応できるよう「食用昆虫」というのが注目を浴びてきているそうです・・・。なかなか食卓に昆虫がのっている様子は想像しづらいですが・・・。

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なかなかお聞きすることのできない虫の世界。難しい部分もありましたが、受講者の方からは、とても勉強になったとおっしゃっていました。

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